百聞は一見に如かず。就農候補地として見学し、先輩農家からその土地条件に基づいた農法を聞き学ぶことが、本では得られない生きた情報を得る最も有効な手段だと思います。石橋を叩きすぎるほどの慎重派の私としては、納得いくまで情報を集めたいということがもう一つの動機です。
訪れた農家のデータは「全国有機農業者マップ」日本有機農業研究会発行に譲り、ここでは私の率直な感想を簡単に紹介します。詳細はやはり自分で見聞すると良いと思います。見学の際、私はなるべく次のことを心がけて訪問するようにしました。まだこのほかにもあるかもしれませんが今のところこんな感じです。
- 生の声を聞く。
とにかく声を聞きに行こうと迷惑省みず押掛けました。当然これが第一です。ガイド本にあるのですが、見学の際には「聞きたいことを明確にしておく」という当たり前の準備をしておく必要があります。しかし私は余り準備せず見学をお願いしました。というのも、私の場合、不勉強の自分を考えすぎ腰を上げることさえ臆することがあったからで、思い立てば行動するように心がけた結果でした。
事前勉強はキリのないものという考え方もあると思います。勉強はその時のレベルでその時必要な情報を得ることだと思います。聞きたいときが勉強時、一歩がでないよりはどんどん行動しましょう。古典的ですが「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」行動すると何か得られ少し前に進むことが出来ます。でも、先人達には本を執筆されている方もいらっしゃいます。その場合はやはりせっかく生の声が聞けるのですから「できれば少し」読んでおくほうが失礼の無いことはもちろん、さらによい勉強になることは疑いようもありませんけどね。- 景観をながめる。
もう一つの大きな目的です。なにせ新規就農者の唯一の特権は自分の納得がいく就農地を「探すことが出来る」ということだと思います。私は農場のみならず、町や近隣の都市とそれまでの道程、川や山などの環境を自分のイメージと照らし合わせて見て歩きました。- 仲間の皆さんと会う。
とにかく出来るだけ多くの人に会うと良いと思います。願わくば同じ境遇の人を紹介してもらうことが一番自分にあった情報が得られます。栃木県馬頭町(平成10年11月)
埼玉県比企郡小川町(平成11年9月〜平成12年8月)
長野県南佐久郡八千穂村(平成12年7月)
神奈川県藤沢市宮原(平成12年10月)
山形県東置賜郡高畠町(平成12年10月)
神奈川県津久井郡藤野町、城山町(平成12年12月)
山梨県東山梨郡牧丘町(平成12年12月)
茨城県新治郡八郷町(平成13年8月)
神奈川県伊勢原市、小田原市(平成13年12月)
千葉県安房郡三芳村(平成14年1月)
鹿児島県薩摩郡入来町(平成14年2月)
熊本県鹿本郡植木町(平成14年2月)
大分県宇佐郡安心院町(平成14年2月)
福岡県嘉穂郡桂川町(平成14年2月)
以上訪問順...