鹿児島県薩摩郡入来町(平成14年2月)
自然農と自然養鶏の農場です。標高677mの八重山の中腹にあります。農場主のこだわりは水のきれいなところ。ここにはミネラルウオーターの源泉がありました。農場の運営は農場主の他、奄美の三線を披露してくれたミュージシャンと自然の中で素朴な生活を実践する若い青年がスタッフとして行っています。ミュージシャンの彼は自らの音楽の源を自然農の中に求めていました。
とにかく自由で農場主は農場内の家屋と圃場を提供し、彼らの生活と自立を陰ながら支えるといった点が一つの大きな特徴と印象を受けました。
農場主の地域に密着したNPO法人活動がもう一つの特徴です。この法人では地域商店街のイベントの企画立案から運営コンサルタント、地域行政の各種講習会の企画運営など様々な地域の仕事を行っています。このNPO法人に農場も組み込まれていて、農業活動も地域活動の一部として運営されている側面も持っています。これは新規就農者である農場主の企画会社での経験が生かされていて、地域との交流の方法としてこのような方法も有るのだと驚きました。新規就農さらには有機農業に対してまた異なった視点で見つめておられ興味深い話が伺えました。
有畜複合農場経営をされており、平飼い養鶏のたまご、数種の野菜と米を作っています。山間の荒れ地を開墾(といっても彼らの力で今はずいぶんキレイになっている)しての作付けと言った感じで自然農のワイルドさを濃く残している農場でした。