ごもく農園の特徴
 
使っている資材と野菜の味への思い...

全ての畑で農薬、化学肥料、工業生産肥料の類を使っていません。有機JAS認証では使用を認められた肥料、農薬があるにもかかわらずです。肥料は毎週とっている牛乳の知り合いの酪農家からの完熟牛糞堆肥と平飼い自然養鶏の鶏糞のみを使い、露地栽培を基本としています。石灰すら使用したことはありません。雨が多くて病気になりがちになっても薬を使って延命させる様な作り方はしません。また、土が肥えてなくて養分のバランスが悪くても工業生産肥料で補うことはせず、堆肥と鶏糞を使った地道な土作りを続け本来の地力回復を目指しています。このため野菜の出来はその年の天候と土壌、つまり自然環境の影響を強く受けます。またそれなりに高い購入資材(化学肥料はもちろん最近はにがりやステビアなど色々あります)を投入すればミネラルたっぷりの甘い野菜ができるようです。それはそれで悪いとは思いませんが私たちはなるべく資材メーカーの都合に左右されない循環農業、自然に近い農業をしたいと思っているのです。自然とは・・・山や畑から無理なく得られるものを循環して使うということ。さらに暑いとか寒いとか、その時々の天候に素直にさらされること。そしてそれは結果的に作られた味ではない美味しさ、素直な本当の深みのある味を生みだすと私たちは信じているのです。さて皆さんはどう感じるでしょうか。

自家採種の取り組みと地野菜への思い...
皆さん野菜のたねはどこから来るのかご存知ですか。今は有機農家でも普通の慣行農家でも、国内の種苗メーカーから購入しているのがほとんどです。今はごもく農園もです。市販のたねは薬による消毒など様々な加工がされています。さらに、今後心配なのはやはり遺伝子組換えの種子です。ごもく農園ではより薬や遺伝子組換えの影響の少ない安全な野菜を追及すること、購入資材に頼らない自立した農家を目指すために自家採種に挑戦しています。安定したたね取りは簡単なようで難しい技術なのですが、増やして行く農場運営をしています。
さらにごもく農園では昔から日本で受け継がれてきた地野菜を作って行きたいと考えています。地野菜は今の野菜に比べ苦みがあるとか固いとか様々な理由でたべられなくなってきた野菜です。しかし京野菜などに代表されるように癖は独特の風味など個性を持つと言うことでもあります。また今販売されているほとんどのたねはより美味しい野菜を追及し品種改良されたF1というもので、これはたねを販売し続けるためたね取りが出来ないようにも改良されています。日本の風土に合ったたね取りが出来る地野菜の再認識に挑戦したいと思っています。

有機JAS認証への思い...
有機JAS認証とは何か。簡単に言えば野菜が有機野菜であることを、法律で国から証明してもらうことです。決められた肥料、土、資材、たね等々を使っているか購入伝票と毎日の作業記録、出荷記録をg単位まで毎年管理報告しなければなりません。しかしながらこれは、ある基準のチェックでその人の独自の取り組みは反映しません。またその内容は一般公開されません。第三者になぜ証明してもらわなければならないかというと、嘘の商品や栽培の内容は野菜を見ただけでは分からないからです。しかし生産者を良く知って信用できると判断できれば良いとも言えます。
ごもく農園の提携では個人のお客様には認証マークの付いた野菜をお届けしていません。もちろん中身は有機JAS野菜と同じですが。提携の関係では直接私たちを良く知っていただいているか、どなたかの紹介や毎回の「徒然畑かわら版通信」にて情報をお伝えすることでご理解いただいていると信じているからです。
ごもく農園では3年間有機JAS認証を取得していましたが、コストとあまりの管理の煩雑さのため個人としては負担が大きいと判断し、現在更新継続を休止しています。
私たちはこれまで認証業務で有機JASの基準やノウハウを得ました。今後はこのノウハウを利用し可能な管理を継続していきます。そしてさらに通信やホームページなどを利用してJASにはない情報公開を進めたいと考えています。

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