堆肥は好気性発酵菌が酸素で呼吸し、牛糞など有機物を食べて分解して未熟な窒素成分をガスとして排出するなどの作用で、野菜などが吸収しやすい状態に熟成されます。
したがって堆肥をかき混ぜるほど良く、空気に触れさせるこの作業を切り返しといいます。またこのときの発酵温度は60℃以上にも達し雑菌や雑草の種を死滅させ、よりクリアな完熟堆肥になります。吉井牧場では堆肥作りはこの切り返しのみで、時間をかけてじっくり熟成させています。
吉井牧場では堆肥を重機で定期的に移動させて切り返します。このとで、[1]堆肥を均一化し、[2]空気との接触を促進させます。堆肥舎と堆肥の移動工程は下記図の(1)〜(12)です。
☆移動工程は一工程に1日〜2日
☆全切り返し回数は約12回
☆熟成期間約8ヶ月(雨天で作業できない日数も熟成時間として加味する)


ホイルローダー:主要作業重機。(バケットですくい取り移動させます。)

2トンダンプ:出荷用

4トンダンプ:工程(7)移動と出荷用
トラクター:追加シリカを撹拌時に使用


水槽

堆肥舎1:牛糞の最初の落とし込み堆肥舎 工程(1)〜(5)

堆肥舎2:連棟ハウス
堆肥の水分調整兼シリカの追加混合 工程(6)〜(7)

堆肥舎3:最終熟成と出荷場 工程(8)〜出荷